
オハヨーバイオテクノロジーズ株式会社は、マスク着用についての意識調査を実施し、マスクを外す際にお口周りで最も気になることが「口臭」であることが判明しました。調査は、20代から50代の男女を対象に行われ、マスク着脱を使い分けたい人が40%以上であることが分かりました。
夏の暑い時期は、気温の高さや汗のために口臭が強くなりがちです。その原因の一つが、唾液の分泌量の減少によるものです。夏場は、体内の水分量が減るため、唾液量も減り、唾液の抗菌作用が低下し、口腔内で悪臭の原因となる細菌が増殖します。
そこで、夏場の口臭対策として以下の3つの方法が提案されています。
- 水分補給:夏場はこまめに水分を摂取し、体内の水分量を減らさないようにしましょう。
- 唾液腺マッサージ:耳下腺、顎下腺、舌下腺の3つの唾液腺に刺激を与えることで、唾液分泌を促進することができます。
- 善玉菌を摂り入れ、菌バランスをサポート:口腔内で悪玉菌が増殖しても自分自身の常在菌で抑制できるように、ロイテリ菌などの善玉菌を積極的に摂り、口内フローラを整えることが大切です。
また、夏バテを起こすと免疫力の低下で歯周病の進行が早まることもあります。免疫力を高めるために、十分な睡眠と適度な運動、バランスの取れた食事など規則正しい生活リズムを守ることも大切です。マスクを外す際の口臭対策を行い、健康な口内環境を維持しましょう。
図2:「ご自身のお口回りのことで気になることはなんですか?」(MA)

図3:「他人と接する際に、相手の気になることはありますか?自身のお口回りのことで気になることはなんですか?」(MA)
