皆さんは「地球の歩き方」という株式会社 学研ホールディングスが出版している国内・海外旅行用旅行ガイドブックをご存知でしょうか?
ここ数年、コロナの影響で国内旅行の計画もなかなか立てづらくガイドブックを見る機会が減っていたのですが、海外旅行を計画した際には一度は手にとるのではないかと思われるこの旅行ガイドブックが最近奇妙なガイドブックシリーズを次々と出版して話題になっているようです。
今回は最近発売された中から編集部イチオシのガイドブックをピックアップしてみました。
グレートでスよこいつはぁ〜〜
すべての『ジョジョ』ファンと、冒険心をもつ旅人へ贈るスペシャルガイド!『地球の歩き方 JOJO ジョジョの奇妙な冒険』
1987年に誕生した荒木飛呂彦先生の『ジョジョの奇妙な冒険』は2022年1月時点でシリーズ全世界累計発行部数1億2000万部を突破している人気コミック。
世界各地を舞台に繰り広げられる『ジョジョ』の第1部~第8部までの名スポットを地球の歩き方編集部が圧倒的な情報量と情熱を注いだ『ジョジョ』ファンなら手に入れておきたい最高に奇妙な冒険ガイドブックが2022年7月14日に発売!
杜王町のモデルになった仙台市、イギリス、イタリア、インド、エジプト、アメリカ……ほか、世界の『ジョジョ』スポットを名場面と岸辺露伴と歩くルーブル美術館、荒木飛呂彦先生の「旅」にまつわるロングインタビューも掲載されるッ。
掲載内容
- 仙台の歩き方
- エリアガイド:イギリス、イタリア、香港、シンガポール、パキスタン、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、エジプト、アメリカ、メキシコ
- 荒木飛呂彦先生スペシャルインタビュー
- 岸辺露伴と歩くルーヴル美術館
- 『ジョジョ』に学ぶッ!旅の準備と技術
- 折込地図 ほか
※予告なく一部内容が変更される可能性もあります。予めご了承ください。
■DATA
書名:『地球の歩き方 JOJO ジョジョの奇妙な冒険』※初回限定リバーシブル帯装着予定
発売日:2022年7月14日(木)
定価:2,420円(本体2,200円+税10%)
判型:A5判/208ページ
ISBN: 9784058018033
発行所:株式会社地球の歩き方
発売元:株式会社学研プラス
監修:株式会社集英社
©荒木飛呂彦 & LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
一度は訪れてみたい「果て」の地へ
『地球の果ての歩き方 一度は行きたい世界の「端っこ」を景観&旅の雑学とともに解説』
本ガイドブックは、旅人として一度は訪れてみたい「果て」の世界の端っこを『北の果て、南の果て』『海の果て、地の果て、空の果て』『大陸の果て』『気候の果て』『時の果て』の5つのテーマごとに掲載されている。
【第1章の北の果て、南の果て】では、誰でも行くことができる世界最北の地・ニ・オーレスンから世界で最も南にある、国家に属する荒々しい島・テューレ島の情報などを掲載
【第2章 海の果て、地の果て、空の果て】では、「世界一孤立した有人島」トリスタン・ダ・クーニャや「空の果て」ギアナ高地、2000年の歴史が刻まれた道の「世界の屋根」を突き抜けるパミール・ハイウェイを掲載。
【第3章 大陸の果て】では、ユーラシア大陸の東西南北の各最果ての地や米で最初に日の出が見られる「最東端」の地・スピア岬、陸路では行くことのできない北米大陸の北の果て「ゼニス・ポイント」などの情報を掲載。
【第4章 気候の果て】では、観測史上最高気温を記録した場所・デスバレーや「地球で最も寒い定住地」オイミャコン、「人類が住む中で最も暑い場所」としてギネスブックに認定されているエチオピアのダロールなど気候に焦点をおいた果ての地を掲載。
【第5章 時の果て】では、砂の中に消えゆくダイヤモンドで栄えた美しい町・コールマンスコップや忘れ去られていた世界最大級の地下都市・ヌーシャーバードなど、ゴーストタウンや遺跡など、時が止まってしまったような果ての地を掲載している。
このガイドブックには、いずれ空の果て「宇宙」に関するガイドも掲載されるかも?端っこ旅行の計画を立ててみてはいかがでしょうか?
■DATA
書名:地球の歩き方 旅の図鑑シリーズW15 地球の果ての歩き方 一度は行きたい世界の「端っこ」を景観&旅の雑学とともに解説
著作:地球の歩き方編集室
定価:1980円(本体1,800円+税10%)
ISBN: 978-4-05-801679-4
発行所:株式会社 地球の歩き方
発売元:株式会社 学研プラス
猫に会いたい、まみれたいを叶える東京お散歩ガイドブック
『nyaruco(にゃるこ)東京ねこさんぽ』
『nyaruco(にゃるこ)東京ねこさんぽ』は、東京で楽しむシリーズが話題の女子旅ガイドブック「地球の歩き方aruco」より、ねこ好き女子のためのお散歩ガイド。
東京都内の招き猫発祥の地から看板猫のいる店、東京で楽しめるねこスポットや体験、グルメ、ねこグッズが買えるスポットなどを集めた全国のねこ好きさんの萌えポイントを押さえた、ねこまみれの一冊。
猫といえばまずは抑えておきたい谷根千と呼ばれる谷中、根津、千駄木界隈のガイドは谷中で愛される七匹の猫のオブジェを探しながら、ねこスイーツやねこギャラリー巡りを楽しめるように効率良く回れるルートを掲載。
猫モチーフの美術・アートを楽しめる猫をモチーフとした浮世絵や日本画にフォーカスした特集ページも掲載されています。
さらにサーバルやマヌルネコなど「ネコ科動物」に会うことのできる東京の動物園で会えるネコ科動物コンプリートガイドも掲載。動物園で「ネコ科動物」の肉球をじっくり観察してみてはいかがでしょうか?
御朱印集めや神社めぐりが好きな猫好きさんには猫の御朱印がいただける神社や恋愛成就のご利益があるパワースポット神社の情報も。
カフェから居酒屋までお店に訪れた人たちを魅了する看板ねこがお出迎えしてくれるグルメどころ情報やキュートなねこの2D&3Dラテアートを提供してくれるおすすめカフェ情報もチェック!
掲載されているお散歩ガイドは東京都内となりますが、お取り寄せOKなねこモチーフのスイーツも紹介されているので東京が遠いという方は妄想するだけでも楽しめるガイドブックになっているのではないでしょうか?
■DATA
書名:nyaruco東京ねこさんぽ(にゃるこ とうきょうねこさんぽ)
著作:地球の歩き方編集室
定価:1,480円(本体1,345円+税10%)
ISBN-10 : 4058017317
ISBN-13 : 978-4058017319
発行所:株式会社 地球の歩き方
発売元:学研プラス
歩くのではなく食べる「地球の歩き方」がレシピ本に!?
世界の食を楽しむレシピ本『地球のかじり方 世界のレシピBOOK』
『地球のかじり方 世界のレシピBOOK』は、2021年7月に発売された『世界のグルメ図鑑』
に掲載された世界中の「名物料理」「スイーツ」「ドリンク」のレシピ本が2022年6月16日より発売。
レシピは62の国と地域のレシピ約90品が紹介されており、食材はすべて日本で入手できる食材と調味料で作ることができる。
レシピだけではなく、「地球の歩き方」編集室ならではの雑学コラムも掲載されており、家にいながら海外旅行気分を味わえるレシピ本となっています。
5大陸別レシピの例
アジア
アジアからは台湾醤油ベースの甘辛いたれと五香粉の香りが特長の「ルーロウファン」のレシピと、五香粉をはじめとする各地の調味料情報を掲載。
ヨーロッパ
ヨーロッパからは羊肉を使ったノルウェーの国民的シチュー「フォーリコール」のレシピと本場ならでは食べ方を掲載。
アメリカ
アメリカからは、トルティージャにチキンを包みピリ辛トマトソースをかけたメキシコ発症のエンチラーダなどを掲載。エンチラーダはアメリカでもポピュラーなメニューの1つです。
アフリカ
アフリカからは色鮮やかなモロッコの代表的な料理「クスクス」のレシピなどを掲載。
モロッコでよく飲まれるミントティーについても紹介されています。
オセアニア
ニュージーランドからは「サーモンとアボカドのタルタル」などを紹介。これは絶対に美味しいやつですね。
DATA
監修:地球の歩き方編集室
料理制作:佐藤わか子
定価:1,650円 (本体1,500円+税10%)
発売日:2022年6月16日(木)
判型:A5判/160ページ
ISBN:978-4-05-801795-1
発行所:(株)学研プラス
ついに旅のガイドは異世界まで紹介しはじめた…『地球の歩き方ムー ~異世界(パラレルワールド)の歩き方~超古代文明 オーパーツ 聖地 UFO UMA』
『地球の歩き方ムー(異世界の歩き方)』は、リアルな現地情報を紹介する「地球の歩き方」と超常現象怪奇現象などの世界の謎と不思議に特化したスーパーミステリーマガジン『月刊ムー』の両方の視点から紹介するパラレルワールドのあるき方を紹介するガイドブック。
発売と同時にSNSを中心に話題になり、発売3週間で5刷9万部突破が決定するなど、謎の古代遺跡やオーパーツ、UFO、UMA出没地などの世界中のミステリースポットを、地球の歩き方編集部による現地スポットの詳細な解説に、『ムー』的な視点を加えた、リアルと妄想を両方楽しめるガイドブックとなっています。
『地球の歩き方』の詳細な解説と『ムー』的な不思議な説の両方から世界中の人気スポットを楽しめる構成
エジプトのピラミッドを紹介するページでは、『地球の歩き方』では、エジプトの3大ピラミッドは紀元前2500年頃に当時の王たちによって造られたと紹介するが、『ムー』によると、そのルーツは1万2000年以上前に海底に沈んだ幻のアトランティス大陸や宇宙にあると紹介。
有名なイースター島のモアイ像については、『月刊ムー』のイラストレーターによって描かれたイラストに「幻のムー大陸」の遺産であると『ムー』の説を元に掲載されており、「一生に一度は行ってみたい」場所の常識を覆す説を次々と展開するページもあるので、
何を信じるかは読者次第…となっています。
有名なUFO関連スポットなど、実際に行ける『ムー』的スポットも地球の歩き方編集部によって現地の詳細な旅行ガイド情報としても利用できるように真面目に紹介。
リアルと妄想両方楽しむことができるように構成されています。
……と思えば、「ムー」「アトランティス」「レムリア」など幻の大陸の歩き方情報も紹介している。
地球の歩き方の旅の会話集は「エスペラント語」が掲載されており、「次のネッシー遊覧船は何時発?」などどこで使うのかがわからない例文も充実した異世界っぷりが面白い。
■DATA
書名:『地球の歩き方ムー ~異世界(パラレルワールド)の歩き方~超古代文明 オーパーツ 聖地 UFO UMA』
著作:地球の歩き方編集室
監修:月刊ムー編集部
定価:2,420円(本体2,200円+税10%)
判型:A5判/416ページ
電子版:あり
ISBN:978-4-05-801716-6
発行所:株式会社地球の歩き方
発売元:株式会社学研プラス
まだまだ面白そうなガイドブックが発行されるようなので旅行計画を立てる際には是非手にとって見てはいかがでしょうか?