ヘブバン(ヘブンバーンズレッド)の評判・感想と序盤攻略ガイドをまとめています。ヘブバンがどのようなゲームなのか、ユーザーの評価やレビューを紹介しつつ、序盤のストーリー攻略やライフの消費タイミング、戦闘で勝てない時の対処方法についても解説しています。ヘブバンをプレイするべきか検討している方や、攻略の参考にしたい方はぜひご覧ください。
【ヘブンバーンズレッド】:序盤の効率的な進め方
序盤攻略手順:
1. リセマラでSSキャラを獲得する |
2. ストーリーを進行させてコンテンツを解放する |
3. 記憶の庭でキャラクターを強化する |
4. プレイしていない間はアリーナを自動周回 |
5. ストーリー1章のDay12を攻略する |
リセマラでSSキャラを獲得する
序盤をスムーズに進めるためには、まずリセマラでSSスタイルを手に入れましょう。SSスタイルは非常に強力な専用スキルを備えており、序盤のステージから高難易度のチャレンジまで幅広く役立ちます。
ストーリーを進行させてコンテンツを解放する
リセマラが完了したら、ストーリーを進めてコンテンツを開放しましょう。第1章をクリアすると、すべてのキャラクター育成コンテンツが解放されるため、まずは第1章クリアを目標にゲームを進めると良いでしょう。
プレイしていない間はアリーナを自動周回
ゲームをプレイしていない時は、アリーナの省電力モードを活用して自動周回させましょう。自動周回を設定すると、ゲームを閉じている間もアリーナを自動で周回してくれるため、プレイしていない時間を利用してレベルアップやGPの獲得、強化素材の収集が可能です。
【ヘブンバーンズレッド】:戦闘に勝てない時の対策
手動モードに切り替えてスキルを選択する
戦闘で勝てない場合は、手動モードに切り替えて敵に応じたスキルを選択しましょう。オートモードでは最適なスキルが選ばれないことが多いため、戦闘が難航した時は手動でスキルを使うのが効果的です。
スタイル強化をする
手動戦闘でも勝てない場合は、スタイルの強化を検討しましょう。スタイルは、キャラクターのレベルを上げたり、ブースターやアクセサリーを装備することで強化できます。
【ヘブンバーンズレッド】の良い評価・評判・感想
コマンド方式で繰り広げられる迫力満点のバトルの魅力
本作のバトルシステムでは、バフとデバフが非常に重要な役割を果たしています。いかにしてバフを積み重ね、デバフを最大限に活用した状態で強力な一撃を放つかが勝利の鍵となります。
バフは攻撃スキルを使用するまで蓄積できますが、デバフに関しては制約があります。本作のデバフは多くが1ターンしか持続しないため、そのターン内でしか効果を発揮しません。前衛の3人のみが1ターンで行動できるため、前に配置されたキャラから順にデバフをかけ、最後の1人で攻撃するというのが基本的な戦略です。
このデバフの制約を補うために登場するのが「オーバーリミッツ」です。左上のゲージを消費して発動し、ターンの延長とSPの大幅回復という大きな効果をもたらします。オーバーリミッツを使うことで1ターン内に複数回行動でき、より多くのデバフを重ねることが可能になります。
逆に、バフが十分でないと、どれだけ強力な技でも大したダメージを出せません。そのため、バフとデバフを全てかけた上で大技を使うと、驚異的なダメージを叩き出すことができ、その爽快感は絶大です。
このように、配置を考えながらバフを重ねて最高ダメージを狙うプロセスには高度な戦略性が求められ、非常に面白いです。また、高難易度コンテンツやスコアアタックなど、最大ダメージを追求するためのコンテンツも充実している点が本作の魅力の一つです。最高スタイルにはそれぞれ専用の大技が用意されており、演出も非常に凝っていて各キャラの魅力を引き出しています。これだけでもガチャを引きたくなる要素となっています。

作中バンドの音楽と緻密に作り込まれたライブシーンの魅力
本作を語る際に外せない要素の一つが音楽です。
作中では、主人公が率いる31A部隊のメンバーがバンドを結成し、そのバンドの楽曲がゲーム内で何度も使用されます。「エンジェルビーツ」に登場するガルデモを知っている方なら、イメージしやすいでしょう。まさにそれに近い感覚です。
一言で言えば、そのクオリティは非常に高いです。バンドのボーカルは声優とは別のプロの歌手が担当しており、「Redo」で有名な鈴木このみさんがボーカルを務めていることでも話題となりました。
さらに、この音楽の魅力を引き立てるのが、ライブシーンの演出です。2Dアニメーションによる演出やムービーが挿入され、まるで実際にライブを見ているかのような没入感を味わえます。メインストーリーやイベントストーリーの中に挿入される楽曲はシナリオに沿ったものが多く、ついつい見入ってしまいます。
キャラの魅力
本作には、6人1部隊で構成される8つの部隊が存在し、合計48人ものキャラクターが登場します。「ちょっと多すぎない?」と思う方もいるかもしれませんが、それぞれの部隊の魅力がしっかり描かれているため、その心配は無用です。
特筆すべきは、すべてのパートにボイスがついている点です。一般的なソーシャルゲームでは、フルボイスとは言っても、メインストーリーや重要な部分だけに限定されることが多いですが、本作は真のフルボイスを実現しています。メインストーリー、イベントストーリー、キャラクターエピソードまで、すべてのシーンで声優の演技を楽しむことができ、キャラクターの魅力が一層引き立ちます。
また、各キャラクターの個性が強く、どのキャラも深く印象に残ります。特にキャラクター同士の掛け合いが面白く、歴代のKey作品にも見られる個性的なキャラクターたちによる独特のやり取りが健在です。これにより、ゲーム中には思わずクスッと笑ってしまうシーンが多く、読んでいるだけでも楽しいです。メインストーリーには重い展開も多いですが、こうした掛け合いがその重さを中和し、バランスの取れたストーリーテリングが実現されています。
【ヘブンバーンズレッド】の悪い評価・評判・感想
攻略パターンが少なく、テンポが悪い
その一方で、戦略性はあるものの、攻略パターンが基本的に1人のアタッカーの攻撃に合わせてバフ・デバフのタイミングを調整して最大火力を出すという一つのパターンに依存している点が気になります。
ストーリーが進むにつれて、雑魚戦でも時間をかけてバフ・デバフを重ねる必要があり、そのために戦闘が長引き、正直なところ面倒に感じることが多かったです。
覚えるまでは難しいですが、応用が利かず、攻略法の幅が狭い点は残念でした。このため、カジュアル層にもコアなゲーマー層にも受け入れられにくい印象を受けました。
育成システムが分かりにくい点も課題です。
本作の育成要素は、大きく分けてレベルアップ、装備、スタイル強化の3つに分類されます。本来はもう少し複雑な要素もありますが、これ自体は他のゲームと比べて特に分かりにくいわけではありません。
実際のところ、問題はUIにあると考えています。どの育成要素があり、何をすればよいのかが直感的に理解しづらい構造になっています。例えば、メインメニューには「強化・育成」という項目がありますが、これは強化素材を手に入れるダンジョンなどに進むボタンであり、実際の育成を行うには左下のメニューから進む必要があります。さらに、全体の育成状況を一目で把握できる画面が存在しません。
育成状況を確認するためには、編成画面などからキャラクターを一つ一つ選択して確認する必要があり、これが非常に不便です。
難易度の高さとターゲット層とのミスマッチ
本作をプレイして感じたのは、メインストーリーの難易度の高さです。ネット上でも「勝てない」という声が多く、筆者自身もスマホゲームに慣れていなかったため非常に苦労しました。
ただ、問題の本質は単純な難しさではなく、直感的に理解しづらい戦闘・育成システムにあるのではないでしょうか。実際、「育成が足りていない」のにそれに気づかず勝てないと嘆いている人をよく目にしました。ユーザーにも原因はありますが、システムが分かりにくいことも問題です。
本作は、元々Keyファンやシナリオに惹かれてプレイする人、日常的にスマホゲームをあまりプレイしない層にも多く触れられる機会があると思います。筆者もその一人です。そのため、ユーザーの多くはストーリーのクリアに歯ごたえを求めているわけではなく、シナリオを楽しみたいという人が大半でしょう。そんな中で、本作の分かりにくさと高い難易度の戦闘バランスは、ターゲット層を狭めてしまっているように感じました。
もちろん、課金を促すために難易度を高く設定している部分もあるでしょう。しかし、コアなゲーマーでない層がクリアできずに辞めてしまうことも多く、その救済策として運営がクォーツやガチャ券を大量に配布しているのも、根本的な解決にはなっていない気がします。
本記事の評判と攻略が、あなたが『ヘブンバーンズレッド』をより深く理解し、初期の難関を乗り越える手助けとなれば幸いです。もし、深いストーリーと戦略的なバトルを兼ね備えたゲームを探しているなら、『ヘブンバーンズレッド』を試してみてください。ゲームを楽しみ、早く上級者になれることを祈っています!