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人類が未知の存在と駆け引きする革新的SF『正解するカド』
『正解するカド』は見応えがあります。
東映アニメーションによって作り出されたCGのオリジナルTVアニメ『正解するカド』は、SFと政治をテーマにしていて、2017年4月から6月の期間に放送されました。
メインキャラクターの真道幸路朗(しんどうこうじろう)は、外務省の交渉官で、ある日、真道が乗った飛行機が、離陸した際に謎の巨大立方体に吸い込まれてしまいます。カドと言われるキューブから姿を現した謎の人物のヤハクィザシュニナは、人類との接触を願っていました。
真道はヤハクィザシュニナと人類の「仲介役」を引き受けることになります。また、日本政府に関しては、国際交渉官の徭沙羅花(つかいさらか)を現場へと派遣しました。
未知の技術との接触であったり、政治的アプローチであるとか、視聴者の知的関心をかきたてる内容です。
美青年の神父2人組が、奇跡の謎を明らかにする『バチカン奇跡調査官』
バチカン奇跡調査官というのは、J.C.STAFFによって作り出されたTVアニメ作品で、原作につきましては藤木稟によるミステリーノベルシリーズです。TVアニメに関しては、2017年7月から9月に全部で12話が放送されています。
世界中で生じてくるミステリアスな現象をリサーチするため、バチカン市国においては奇跡調査官と言われる人達がいました。他にないる容姿をもつ日系アメリカ人神父の平賀・ヨゼフ・庚(こう)と、古文書の暗号解読の特技を持っているイタリア人神父のロベルト・ニコラス。強い相互信頼にある2人は、世界各国のミステリアスな現象にチャレンジしていきます。
奇跡または奇跡に付随する殺人事件の謎を解いていくミステリーホラーで、謎解きだけじゃなく、イケメン神父たちの耽美な描写もポイントとなる作品になります。
複雑な世界観を込み入った構成で描き出す『ガサラキ』
1998年から1999年にかけてテレビ東京系列にて放送され、装甲騎兵ボトムズを産んだ高橋良輔監督、サンライズ制作のコンビネーションによる作品です。
自衛隊から援助を受けて、新型兵器を作成する豪和インスツルメンツが開発した二足歩行兵器、タクティカルアーマーが主体となるロボットアニメになります。シャーマンの能力を買われて、タクティカルアーマーの開発に関わる少年、豪和ユウシロウをヒーローとし、日米の戦争と不可思議な力ガサラキを巡る思惑、そしてかつての歴史が交錯します。
この作品の特徴につきましては、ユウシロウをメインとした現在のストーリーや、平安時代を舞台にした過去のストーリーというようないくつもの話が込み入って絡み合う構成です。群像劇を意識したこちらの構成につきましては、どの話も1話で終了しないことや、それぞれのストーリーにはっきりとした区切りがないことで、最終話まで見なければ理解することができない難しいものとなっています。
その代わり、あっという間に伏線が回収される最後の方は見ごたえ十分です。
STEINS;GATE(アニメ)
ここは、2010年夏の秋葉原で、厨二病から抜け出せずにいるヒーローの岡部倫太郎は、サークルである「未来ガジェット研究所」で、何に役立つかもさっぱりわからない、発明品を作り上げる日々を過ごしていました。そんなある時、過去へメッセージを送信できる機械の「タイムマシン」を発明することに成功しましたが、タイムマシンを手に入れた興奮と過去への好奇心によって、岡部は広大な悲劇に巻き込まれてしまいます。悲劇を敬遠するべく、過去と現在を行ったり来たりするなかで、運命の歯車が時を刻み始めます。
ハードな運命が話題に『魔法少女まどか☆マギカ』
『魔法少女まどか☆マギカ』では、チャーミングなキャラクターが出てきます。
2011年にTBS系列にて放映された魔法少女もののTVアニメになります。メインスタッフに関しては、監督の新房昭之、キャラクター原案の蒼樹うめ、脚本の虚淵玄、制作のSHAFT。2013年には続編映画の『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』も公開されました。
ヒロインの鹿目まどかが謎の転校生、暁美ほむらから魔法の使者・キュゥべえを助けるところからストーリーはスタートされます。
人を襲い、絶望を振りまく魔女と、願いを実現する代わりに魔女と戦い抜く運命を担う魔法少女の戦い。それから、魔法少女が背負い込む過酷すぎる運命の数々。魔法少女アニメとは思えない凄まじい戦いまたは、魔法少女達の行末、ヒロインである鹿目まどかがあっさりとは魔法少女にならない展開などが話題を呼びました。
大人向けのダークな世界観を有するファンタジーになります。魔法少女の望みが持てない運命を紡ぐストーリーが、深く心に突き刺さる激しい作品となっています。