
女性誌販売部数No.1の「ハルメク」8月号では、シニア世代のスマホ利用に関する調査を実施しました。結果、シニア世代に特有のスマホ悩みが明らかになりました。

調査では、スマホのセキュリティやパスワード管理術、詐欺や迷惑メールの見分け方への関心が高い一方で、ポイ活などのお得情報やスマホの便利な操作、無料のお役立ち機能にも関心が高いことがわかりました。
また、「スマホくるくる」という現象が共通の悩みとして明らかになりました。これは、スマホを横に傾けたときに画面が回転してしまい、画面ロックのやり方がわからず困っているシニア世代が多いという現象です。
さらに、「写真の容量を整理したい」「迷惑メールを削除したい」「スマホの画面をすっきりさせたい」といった整理整頓ニーズも高く、スマホ内の情報を探しやすい状態に保ちたいという思いがあることがわかりました。
専門家であるスマホ活用アドバイザーの増田由紀さんは、シニア世代のスマホ活用の特徴として、「基本的な機能しか使えていないが、もっと使いこなしたいと考えている」「使いこなすは人それぞれで、やりたいことができることが目標」と述べています。また、スマホ歴が長い人でも基本操作ができないケースが目立っているとのことです。