
【チャンネル総再生数 TOP20】
1位 2億1080万回 Ayase / YOASOBI
2位 1億9157万回 もちまる日記
3位 1億6306万回 Fischer’s-フィッシャーズ-
4位 1億5824万回 東海オンエア
5位 1億5610万回 SPOTVNOW
6位 1億3502万回 (パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV
7位 1億2945万回 コムドット
8位 9879万回 FNNプライムオンライン
9位 9874万回 THE FIRST TAKE
10位 9385万回 Snow Man
11位 9357万回 はじめしゃちょー(hajime)
12位 9214万回 たっくーTVれいでぃお
13位 9122万回 oricon
14位 8724万回 きまぐれクックKimagure Cook
15位 8534万回 日テレNEWS
16位 7963万回 TVアニメ【推しの子】公式チャンネル
17位 7414万回 ドズル社
18位 7349万回 動画、はじめてみました【テレビ朝日公式】
19位 7329万回 プロ野球のおもいで2ch なんj【MLB NPB】
20位 7278万回 TBS NEWS DIG Powered by JNN
■インフルエンサー・アナリスト大山純平による分析とコメント(敬称略)
インフルエンサー・アナリスト 大山 純平
第1位 Ayase / YOASOBI
期間内の投稿された動画はわずか8本にも関わらず、総再生数ランキング1位を獲得。まさに人気アニメ『推しの子』の主題歌『アイドル』の人気を象徴する結果となりました。『アイドル』は国際的な人気を博していますが、チャンネル全体のコメント言語も約半数が日本語以外(日本語:50.9%、英語:33.9%、スペイン語:2.4%、中国語:2.0%、その他:10.8%)。コメント比率からも世界中で人気であることがうかがえます。
第2位 もちまる日記
日々の癒しを求める視聴者に対し、4分程度の比較的見やすい尺で、飼い猫の日常を投稿しているチャンネル。本期間において4月までは毎日1本投稿でしたが、5月以降は毎日2本投稿へ頻度を変更。再生数も比例してジャンプアップし、2位にランクインしました。
第3位 Fischer’s-フィッシャーズ-
通常動画では、メンバーのンダホの第二子の報告動画や、シルクロードの結婚報告動画が急上昇にランクイン。公私ともに充実された結果となりました。1−3月期と比較すると、ショート動画本数は比率は45%→46%と変わらないながらも、動画再生数は2,300万回→1億3,000万回、ショート動画再生比率は55%→69%へ上昇。通常動画、ショート動画ともに活躍が目立ちました。
「チャンネル総再生数ランキング」総括
1-3月期から引き続き、フィッシャーズ、東海オンエア、コムドットなどの古参クリエイターが変わらず人気を博しているなか、Ayase / YOASOBI、もちまる日記など新たな顔ぶれも見える結果となりました。
1-3月期と比較したショート動画比率は、フィッシャーズが55%→69%、東海オンエアが11%→23%、コムドットが26%→21%、はじめしゃちょーが55%→74%と全体的に維持もしくは上昇傾向で、ショート動画クリエイターと通常動画クリエイターの垣根がなくなりつつあります。
また、FNNプライムオンラインやoricon、日テレNEWSなどのメディア系企業チャンネルも多くランクインしており、日々のニュースや時事ネタのリアルタイム発信、視聴も活発化しています。
2.チャンネル総再生数ランキング
2023年4月1日-6月20日にYouTubeに投稿された動画において、同期間に多く再生されたチャンネル(ショート動画クリエイターも含む)のランキングです。
【チャンネル総再生数 TOP20】
1位 14億1775万回 ISSEI / いっせい
2位 9億0927万回 Sagawa /さがわ
3位 8億6703万回 Junya.じゅんや
4位 7億5878万回 Yoshipapa / よしパパ
5位 7億2218万回 Bayashi TV
6位 3億8423万回 M2DK.マツダ家の日常
7位 3億6689万回 Kacho かちょ
8位 3億4716万回 斎藤アリーナ Alina Saito
9位 2億7762万回 Gintube
10位 2億3960万回 ガグル〈炎上・話題を語る奴〉
11位 2億1080万回 Ayase / YOASOBI
12位 2億0272万回 クソゲー動画大全
13位 1億9168万回 混血のカレコレ
14位 1億9157万回 もちまる日記
15位 1億6306万回 Fischer’s-フィッシャーズ-
16位 1億6213万回 【公認】ふぉい抜きチャンネル
17位 1億5965万回 ジャスティスター / Justistar
18位 1億5824万回 東海オンエア
19位 1億5686万回 あかびんたん
20位 1億5610万回 SPOTVNOW
第1位 ISSEI / いっせい
2023年3月以降、投稿頻度を1日3本平均へ減らした(1月204本、2月157本、3月93本、4月:95本、5月92本)にも関わらず、月間再生回数は右肩上がりで本期間でも1位を獲得しました。BeatboxJCOやCRAZY GREAPAなど韓国の有名クリエイターや、Inosukeとのコラボが人気で、世界をまたにかけて活躍中です。
第2位 Sagawa /さがわ
前回の1-3月ランキングでは、総再生回数5億1574万回で5位だったものの、本期間では4億回近く再生数を伸ばし、2位にジャンプアップ。5月には登録者数が2,000万人を突破しました。
第3位 Junya.じゅんや
本期間での投稿本数は929本と上位3名の中でも圧倒的な本数を記録し、月間投稿本数が300本超え(4月:345本、5月350本)。総再生回数は1-3月期と比較しても横ばいで、日本人ショート動画クリエイターの中でも圧倒的な登録者数を誇っています。
「チャンネル総再生数ランキング」総括
4月下旬にIPRよりリリースした新機能「コメント言語比率」を確認したところ、ISSEI / いっせい(英語:28.1%、日本語:18.1%)、Sagawa /さがわ(英語:26.2%、日本語:14.3%)Junya.じゅんや(英語:22.8%、日本語:18.2%)といずれも日本語よりも英語のコメント比率が高く、海外を意識したコンテンツが世界で評価されていることを数値でも確認することができました。
1-3月期からの変わった点としては、10位の「ガグル〈炎上・話題を語る奴〉」や16位の「【公認】ふぉい抜きチャンネル」などの物申す系の投稿内容のランクインも目立ちました。
3.動画再生数ランキング
2023年4月1日-6月20日にYouTubeに投稿された、ショート動画(YouTube Shorts)を除く動画1本あたりの再生数のランキングです。
【動画再生数ランキング TOP20】
1位 1億8119万回 YOASOBI「アイドル」 Official Music Video
2位 3676万回 INI|’FANFARE’ Official MV
3位 2722万回 SixTONES – こっから [YouTube ver.]
4位 2695万回 MAN WITH A MISSION×milet「絆ノ奇跡」Music Video
5位 1846万回 ATARASHII GAKKO! – OTONABLUE / THE FIRST TAKE
6位 1805万回 絵本 ぐっすりYASUMO、アリナミン製薬
7位 1638万回 YOASOBI / Idol (「アイドル」English Ver. )
8位 1528万回 TWICE「Hare Hare」Music Video
9位 1409万回 【推しの子】ノンクレジットオープニング|YOASOBI「アイドル」
10位 1356万回 milet×MAN WITH A MISSION「コイコガレ」MUSIC VIDEO(テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編 エンディングテーマ)
11位 1278万回 米津玄師 Kenshi Yonezu – LADY
12位 1268万回 スピッツ / 美しい鰭
13位 1190万回 IVE 아이브 ‘WAVE’ MV
14位 1146万回 Travis Japan – ‘Moving Pieces’ Music Video
15位 1105万回 MAN WITH A MISSION×milet – 絆ノ奇跡 / THE FIRST TAKE
16位 1087万回 Snow Man「あいことば」Music Video
17位 1074万回 Official髭男dism – TATTOO [Official Video]
18位 1037万回 TVアニメ『呪術廻戦』第2期「懐玉・玉折」PV第2弾|OPテーマ:「青のすみか」キタニタツヤ|7月6日から毎週木曜夜11時56分~MBS/TBS系列全国28局にて放送開始!!
19位 1032万回 HOT JAPAN Spectacle Video|ALL HOURS × HIMEJI Castle with SAKURA、JO1
20位 1030万回 田舎の幼馴染カップルが結婚しました。、ぴんみん_幼馴染の同棲日記
第1位 YOASOBI「アイドル」 Official Music Video
日本語の楽曲としては、史上初Billboard国際チャート1位を獲得するなど世界で爆発的な人気を誇る本楽曲。MVは本期間で1億8000万回以上の再生を記録し、Ayase / YOASOBIチャンネルで再生された動画のうち、なんと85%が本動画の再生という結果に。この数値からも『アイドル』の楽曲人気、アニメ『推しの子』の世界的人気がうかがえます。
第2位 INI|’FANFARE’ Official MV
5月24日に発売された4枚目のシングル『DROP That』のMVで、公開2日で1,000万回、公開15日で3,000万回を突破、INIとしても史上最速の記録を樹立。急上昇ランキング1位を獲得しました。
第3位 SixTONES – こっから [YouTube ver.]
ドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系列)の主題歌で、ブレイクビーツに乗せながら6人がラップをマイクリレーでつなぐという、これまでのSixTONESの楽曲にはなかったスタイルが人気の楽曲。IPR上の本チャンネルの視聴者近似インフルエンサーデータでは、「CDTV 公式YouTube」や「日テレ ドラマ公式チャンネル」が上位を占め、ドラマの切り抜き動画や、音楽番組の映像とも連動して再生数が上昇している印象です。
「動画再生数ランキング」総括
TOP20のうち、MVやアニメのOPムービーなどの楽曲に関わる投稿が18件と異例の数となりました。背景として、『推しの子』『アイドル』の世界的な人気はもちろんですが、アニメやドラマの切り抜きを公式チャンネルがショート動画で告知する流れや、ライブ映像のみならず、アーティストのテレビ出演映像を公式チャンネルで後追い発信する流れなどが活発化しており、それと連動してMVの再生数も伸びている印象です。