
大阪・箕面市にある勝尾寺が、7月19日から初めてとなる夏季限定の夜間ライトアップ『勝尾寺 真夏の宵詣り』を開催します。このイベントは、地域活性化プロジェクトとして行われるもので、同時に観光周遊バスの運行もスタートします。夏の夜に幻想的な光景を楽しめるイベントとして注目を集めています。

勝尾寺は、8万坪の境内に自然が広がる勝運の寺で、これまで秋の紅葉ライトアップを行ってきましたが、今回初めて夏季限定の夜間ライトアップが実施されます。境内にある自然と祈りの堂宇が光の中に共存し、幻想的な世界を楽しむことができます。参拝者は、昼間とは違った雰囲気の中で、勝尾寺の新たな魅力を体験することができます。
また、箕面市役所の協力により、7月15日(土)~2024年3月10日(日)の土日祝限定で、「阪急箕面駅~箕面大滝~勝尾寺」間の箕面滝道ワンウェイ観光周遊バスが運行されます。土曜日限定で開催される『真夏の宵詣り』を楽しむには、このバスを利用してアクセスすることがおすすめです。
この機会に、勝尾寺で夏の宵詣りを体験し、歴史的な寺院や美しい自然を満喫しましょう。詳細については、勝尾寺の公式サイト(https://katsuo-ji-temple.or.jp/)や公式Instagram(@katsuoji.temple)をご覧ください。
勝尾寺は、1300年以上の歴史を持つ寺院で、創建当初から勝運を祈願する寺として信仰されてきました。源氏や足利氏、豊臣氏ら時代の覇者が戦勝祈願しました。現在でも試験・商売・就職・スポーツなど、あらゆる場面での「勝運」を祈る参拝者が数多く来訪し、境内には、勝運を祈る「勝ちダルマ」が奉納されています。
勝尾寺では、「勝つ」とは他者を負かすことではなく、転んでも起き、転んでも起き、己に打ち勝つ「七転び八起きの精神」を表しています。これまで周辺事業者と連携して同駅直結予定の施設などからの紅葉シャトルバス運行や、新緑期間の限定ライトアップなどを行ってきました。その流れを受けて今回、周辺エリアで開催されてきた「サマーフェスタ 箕面公園2023」の趣旨に賛同し、同イベントの期間中(7月15日~8月26日)の土曜日限定で、勝尾寺としては初めてとなる夏季限定の夜間ライトアップ『勝尾寺“真夏の宵詣り2023”』を実施することになりました。
このイベントは単なる参拝客増を目的としているのではなく、今後開発・発展が予想される箕面エリアの「地域活性化プロジェクト」として捉えており、古来より人が集まり交わる場所であった寺という存在を、国定公園にも指定されている勝尾寺周辺の自然とともに味わっていただきたいという思いで行っているものです。
今後も、周辺事業者や全国・全世界の方々と連携して、文化・芸術・歴史・自然などが感じられる、人が集まり交わる機会を生み出す場所として、勝尾寺を利活用いただきたいと考えております。
関連リンク:
■『勝尾寺』公式サイト https://katsuo-ji-temple.or.jp/
■『勝尾寺』公式Instagram:@katsuoji.temple