
ヤフー株式会社が提供するフリマアプリ「PayPayフリマ」は、2023年7月21日、「赤ちゃん物価指数」上昇に伴う取引実績の変化を発表しました。
浜銀総合研究所によると、2023年5月の粉ミルクや乳児用の紙おむつなど乳幼児の生活に必要な商品やサービスの物価の動きを示す「赤ちゃん物価指数」が、過去最高レベルの6.9%となりました。「赤ちゃん物価指数」の対象は粉ミルク、紙おむつ(乳児用)、乳児服、人形、玩具自動車(おもちゃ)で、「消費者物価指数」の倍以上も上昇しています。
PayPayフリマでは、これらアイテムの購入件数が増加しており、「紙おむつ」は、2023年5月、6月と2カ月連続で昨年比約2倍、「ベビー服、シューズ」は、昨年比で2023年5月は約1.8倍、6月は約1.7倍、「べビー、キッズ用おもちゃ」も、昨年比で2023年5月は約1.8倍、6月は約1.7倍に増加しています。
要因として、PayPayフリマでは、未使用に近い商品や中古品を市場価格より安価に入手できる可能性があるため、使用期間が短く、出費がかさむベビー用品を購入する場として、特に支持されていると考えられます。また、PayPayフリマで購入した商品は、アプリ内の持ち物リストにすべて自動で連携され、不要になったらスムーズに出品できるため、使用後は捨てずに次の世代へ譲ることが可能です。
赤ちゃん物価指数が過去最高レベルで上昇する中、PayPayフリマでのベビー用品の購入が急増していることから、より多くの人々が安価で質の良い商品を求め、エコな取引を重視していることが分かります。今後もPayPayフリマは、ユーザーのニーズに応える商品ラインナップとサービスを提供していくでしょう。